日時:1月17日(木) 午後3時30分~5時30分
講師:静岡市立病院 副病院長・血液内科主任科長 前田 明則 氏
演題:「がんで苦しむことのない未来を ~その実現を担ってくれる若者たちへ~」
聴講生徒 1
,2年生28名
会場:本校会議室
医学科を志望する希望者に対して第3回目の医学講座が開かれました。
日本人の2人に1人が生涯でがんになり、3人に1人ががんで亡くなっているということからあまりに身近にある病気だというお話から始まりました。
がん発生の仕組みや原因、予防方法など大変役立つ内容に生徒は真剣にお話を聴いていました。
かつては治らない病気と言われた白血病が薬の開発により完全寛解率が96%になったという報告も紹介されました。
生徒からは、「がんにかかるとほぼ死亡するもので、その治療も難しいものだと思っていたが、分子標的療法で白血病も治すことができるようになってきたと聴いてとても勉強になった。」「生活習慣の乱れや細菌やウイルスによって発病してしまうのが現状なので、気をつけていこうと思った。」という感想が寄せられました。
講義の後の質問会では、オプジーボなどがんの薬に関する質問が盛んに出されました。